飲むなら乗って行くな
「飲んだら乗るな」
当たり前の言葉である。
しかしながら、飲酒運転は一向になくならない。
新聞やテレビでは、
「これだけ騒がれていて、どうしてこんな簡単なことが分からないのでしょう。」
「自分だけは大丈夫と思っているが、それが大きな間違い」
「もっと理性をもって・・うんぬん」
という、批判の嵐である。
でも、何か変だ。
良く考えてみよう。
なぜ、酒を飲んで車を運転してしまうのか。
飲んでも乗れると思う人の状態は・・そう、酔っ払っているのである。
飲んでよっぱらっている人に、理性的な判断をしろ、というのが無理なのである。
理性のなくなってる人に理性を持ってなどと言っても無駄なのである。
だから、「飲んだら乗るな」という標語を作った方がずれているのではないか。
そう思えてしかたない。
飲み終わった後に、そこに乗る車がなければいいのである。
さあ、今日から標語を変えよう。
「飲むなら乗って行くな。」
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