英語の「月」の名前
昔から気になっていた、英語の「月」の名前の由来がわかって、すっきりした。
11月20日に松本で中條高徳の講演会があったので、(それも無料で)家内といってきました。「おじいちゃん戦争のこと教えて」を書いた人です。
戦後、日本の精神がおかしくなってきている。なんとかして、誇りある国家にしなければならない。それには、教育が重要だ。
私も真剣にそう思います。
福井 晴敏
ストーリー展開もさることながら、政治的背景に対する考え方が共感できる。国防、自衛隊の矛盾。戦後の価値観、国民が日本という国に誇りを持つことのできない教育。福井の本を読んだあとは日本の将来を真剣んい考える、愛国者となってしまう。
柳田 邦男 文藝春秋
大東亜戦争中の本を読む目的は、なぜ日本が戦争を始めたのか、なぜ戦争に負けたのかを、知ることにある。日本の優れているところ、劣っているところ、米国の優れているころ、劣っているところみつけ、これからの日本の方向性を明確にしていきたい。
「零戦燃ゆ」はその希望にみごとにこたえる本であった。戦闘についてだけではなく、戦闘機の開発思想の違い、開発スピード、長期的な計画性、レーダーやVT信管に見られる技術力の差。パイロットや兵士の安全性の確保対する考え方、なども詳しかった。
上原良司 中島博昭編
「きけ わだつみのこえ」にも掲載された、上原良司の遺書、書簡から始まり、先陣手帳、メモ等を、収録したものである。しかしながら、中島による解説や対談は、ちょっとおかしい。ちょっとおかしいと感じる私がとてもおかしいのかもしれない。是非この本を読んで感想を聞かせてほしい。
山本七平 祥伝社
もう、亡くなってしまったとはいえ、好きな作家だ。私にとって文章が難しいので、速読ができないのがちょっと残念。
捕鯨反対・・の記事を読むたびに、アメリカ人は馬鹿じゃないのか・・と、ずっと思ってた。どうして、牛は良くて、鯨がだめなのか。鯨が他の海洋資源(魚)を食い荒らしているというデータを提示しても検証しようとしないのか。鯨はかわいそうだけど、どうして牛はかわいそうじゃないのか。
本によると、いろんな理由があって、反対してる訳ではないらしい。日本人がやってるからという人種差別の感覚「レイシズム」が根底にあるからだとか。
とにかくいやだから、いやな理由を後からつけて言ってる相手に、いくら理屈を説明したって、「いやなもんはいや」なのだろう。子供のけんかで、「あの子がきらい」って感情っで言ってる相手に、「あなたが、きらい、ってる理由は筋がとおらない」といっても、話はかみあわない。
交渉担当者の健闘を、応援しています。
葉室頼昭 春秋社
何日か前に、以前労働組合で一緒に執行委員をやっていたくらちゃんからMLに投稿があり、なんと、淡路島の伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)の神職になっていた。そんな話を既契約者のMさん(40代女性)にしたら、「すごーい」という話になった。その、伊弉諾神宮は格式ある神社なのだそうだ。そのときMさんから勧められたのが春日大社の葉室さんの本だ。神道を勉強しているらしい。なんでもいいからということで、ネットで検索して図書館にあったのがこの本だ。
す、すばらしい。これまで、神道の本を何冊か読んだが、神道にはまるほどの本とは出合えなかった。これは違うぞ。
「150億年前にビッグバンの際、「無」から星が生まれた。「無」には「心」があった。一番最初にある「心」は人間をこの地球に誕生させようという神の心だと思われるのです。」
(以上ちょっと省略してあります)
「遺伝子の35億年の記憶」も良かった。
村上和雄のサムシンググレートとつながってくる。
また、他の本も借りてこよう。
鈴木 猛夫
この本の影響で、分搗き米(玄米と白米の中間)を食べ始めました。
7分搗き と5分搗きを一度に買って、いま7分搗きを食べてます。
最初の1回だけ、ちょっと硬いと感じましたが、2回目以降、その硬さがちょうど良くなり、香りもいいので満足しています。
日本人は牛乳のカルシウムを吸収できない・・とあったけど、ほんとかな。他の本で確認しなきゃ。
塩野 七生: ローマから日本が見える
著者のローマ人にたいする愛情がひしひしと伝わってくる。恋していると言ってもいいのではないか。 (★★★★★)
戸井 十月: 小野田寛郎の終わらない戦い
(★★★★)
藤原 正彦: 国家の品格
自由、平等、国民主権、どうもいんちきくさい概念であると思ったら、フィクションであった。これからは、日本人の美意識、情緒が大切です。 (★★★★★)
佐藤 優: 国家の罠
これまで当たり前にしてきたことが、罪になる。犯罪を作り上げていく国策捜査。鈴木宗男。北方領土。外交を勉強するにはとてもいい本である。 (★★★★)
橋田 信介: 世界の戦場でバカとさけぶ
戦場にいると日本にいては見えないものが見えてくるんですね。初めて橋田さんの本をよんだけどいいですね。亡くなってから言っても遅いか。 (★★★★)
アンドレ・モーロワ: フランス敗れたり
第2次世界大戦の初頭、フランスパリはドイツ軍に占領された。国境を越えて7日間で。その大きな原因の一つに平和思想の流行がある。 (★★★)
関岡英之: 拒否できない日本
グローバルスタンダード・・とか言われて、アメリカにいいようにやられているのではないか。「年次改革要望書」の実現に向かってるだけではないか。アメリカについていって、日本は幸せなのか。これからの日本を考えていくためには、はずせない本である。 (★★★★★)
Twelve Y.O.
ストーリー展開もさることながら、政治的背景に対する考え方が共感できる。 (★★★★)
池上 司: ミッドウェイの刺客
潜水艦という限られた情報のなかで、自分たちの使命を全うした乗組員はすばらしい。
福井敏晴や川口かいじの漫画ように、政治的背景と同時進行するものと、対象的である。そのため読む側からすれば、のめりこめるのも確かである。
境野勝悟: 日本のこころの教育
「さようなら」「こんにちは」の意味って知ってましたか?挨拶の中にも日本のすばらしさが表れていました。日の丸ができた経緯もいい。
(★★★★)
徳野 雅仁: 完全版 農薬を使わない野菜づくり―安全でおいしい新鮮野菜80種
無農薬、無肥料、無耕耘(こううん)でできる。ずぼらな私にとってはとてもありがたい本である。 (★★★★)
山本 七平: 日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条
このままじゃ日本は負ける・・と感じても、口に出せない。現状行われていることの批判ができない。責任を追及できない。だから行動を変えられない。日本の負けた理由、原因が今の日本にのこっている。考えると怖い。 (★★★★)
村上龍: 半島を出よ
北朝鮮の特殊部隊が、人質を取ってたてこもったら、手も足も出ないってのは、日本の現実なんだろうな。 (★★★★★)
福井晴敏: 亡国のイージス
おもしろい。でも映画はつまらなかった。本を読んでから映画を見に行った人で、いいと思った人はいるのかな。 (★★★★)
山本七平: 日本人とアメリカ人
牛を食ってるやつが、鯨を食うことになぜ文句をいうのか。捕鯨反対。その理由がわかりました。理屈じゃなかったんですね。 (★★★★)
中条 高徳: おじいちゃん戦争のことを教えて―孫娘からの質問状
(★★★★★)
小林よしのり: 戦争論
まず読もう。その後どう考えるかは、自由です。我が家の必修科目です。 (★★★★★)
葉室 頼昭: 「神道」のこころ
もと外科医がかいてるから分かりやすいのだろう。神道の本で初めていい本に出会いました。人間を作った「心」は村上和雄のサムシンググレートとだぶりました (★★★★★)
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